今年も祇園祭の季節がやってきました!
京都の八坂神社で行われる祇園祭は、
1か月に渡って開催される
『日本三大祭り』
の一つに数えられています。
見どころがたくさんある中、今回は、
お子様連れのご家庭におすすめしたい
前祭と後祭にスポットを当ててご紹介したいと思います。
毎年のことながら、大変混雑が予想されます。
お祭りに参加される方は、
是非参考にされて事前に計画を立てておいてくださいね!
祇園祭は、
毎年7月1~31日
に開催されています。
7月1日の吉符入から7月31日の
疫神社夏越祭まで下記の日程で開催されます。
祇園祭開始
【吉符入】 7月1日~5日
【お千度の儀】 7月1日
【くじ取り式】 7月2日 10時~
【山鉾町社参】 7月2日 11時~
【長刀鉾吉符入・稚児舞披露】 7月5日 15時~
【綾傘鉾稚児社参】 7月7日 14時30分~
【幣切り】 7月10日 10時~
【神事用水清祓】7月10日 10時~
【お迎提灯】 7月10日 16時30分~
【神輿洗】 7月10日 20時頃~
【前祭山鉾建て】7月10日~7月13日
【前祭曳初め】 7月12日~7月14日
【高橋町社参】 7月13日 9時~
【斎竹建て】 7月13日 午前中
【稚児社参】 7月13日 11時~
【久世駒形稚児社参】 7月13日 14時~
【仲之町御供】 7月14日 14時~
【式包丁奉納】 7月15日 10時~
【宵宮祭】 7月15日 20時~
【前祭宵山】 7月14日~7月16日
【献茶祭】 7月16日 9時~
【御手洗井戸開き】 7月16日 早朝
【護摩焚き】 7月16日 14時頃
【宵宮神賑奉納行事】 7月16日 夕方~
【石見神楽】 7月16日 18時30分~
【前祭日和神楽】7月16日 23時~
【あばれ観音】 7月16日 22時30頃~
【前祭山鉾巡行】7月17日 9時~
【神幸祭】 7月17日 16時~
【後祭山鉾建て】7月18日~7月21日
【宣状式】 7月20日 15時~
【後祭宵山】 7月21日~7月23日
【斎竹建て】 7月23日
【献茶祭】 7月23日 9時~
【後祭山鉾巡行】7月24日 9時~
【花傘巡行】 7月24日 10時~
【還幸祭】 7月24日 17時~
【狂言奉納】 7月25日 13時頃
【神輿洗】 7月28日
【神事済報告祭り】 7月29日 16時~
【疫神社夏越祭】7月31日 10時~
祇園祭終了
…と、まあ行事や神事がたくさんあって
何を見たらいいのか分かりませんよね!?
なので次は、お子様連れのご家族に
おすすめする前祭と後祭の開催期間と見所をご紹介します!
前祭と後祭に分けて説明します。
・7月14日 宵々々山
・7月15日 宵々山 ※歩行者天国あり
・7月16日 前祭宵山 ※歩行者天国あり
・7月17日 山鉾巡行:前祭
なんと言っても前祭の見どころは、
山鉾巡行ですね!
山鉾とは祇園祭に出る山車のことです。
大きく2種類に分けられて、
真木(飾り)が天に向かって伸びる「鉾」、
真木に松の木を用いる「山」があり
両方を合わせて『山鉾』といいます。
言葉では伝わりにくいと思うので写真を掲載しておきます!
くじ取らずの長刀鉾(なぎなたほこ)を
先頭に、23基の山鉾が都大路を巡行する姿は正に圧巻!
【巡行経路】
出発地点:四条烏丸(9:00)
→ 四条河原町 (9:40頃)
→ 河原町御池 (10:35頃)
→ 新町御池 (11:25頃)
になります。
そしてもう一つの見どころが、
『辻回し』です!
山鉾には方向転換機能がないので、
路面に敷かれた青竹の上を
3~4回に分けて方向転換させます。
掛け声とともに行われる辻回しは、
歓声も一際大きく上がりますので
是非ともご覧になってくださいね!
・7月21日 宵々々山
・7月22日 宵々山
・7月23日 前祭宵山
・7月24日 山鉾巡行:後祭
※後祭に歩行者天国、露店の出店はありません
後祭の山鉾巡行は、
くじ取らずの大船鉾を最後尾に10基の山鉾が巡行します。
そして最大の見所といえば、
大船鉾の辻回しですね!
【巡行経路】
出発地点:烏丸御池(9:30)
→ 河原町御池 (10:05頃)
→ 四条河原町 (10:40頃)
→ 四条烏丸 (11:20頃)
になり、前祭と逆です。
出店期間:7月15日、16日の2日間
出店時間:午前9時〜午後11時
※烏丸通りは、午後6時〜午後11時
出店場所 室町通り、新町通りの山鉾が建っている区域
烏丸通り(三条通りから蛸薬師通り)
※四条通りに露店は出ません。
いかがでしたか?
祇園祭の日程等についてお分かりいただけましたでしょうか?
7月16日に宵山・歩行者天国・露店、
翌17日に山鉾巡行を見る!
というのが一番効率よく祇園祭を楽しめると思います。
しかし、開催期間中は混雑するので、
ある程度覚悟していきましょう。
一方で後祭に関しては、
露店や歩行者天国がないので
前祭と比較すると観客数は若干少ないことが予想されます。
大勢で一緒に盛り上がりたい方は前祭を
小さなお子様連れで人込みは少しでも避けたい方は後祭をおすすめします。
今回、ご紹介した内容をもとに、
来たる祇園祭に向けて十分に下調べをして計画を立てて祭りを楽しみましょう!